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幻想博物館

Category : 小説
[ 2010.03.29 Mon | C(0) | EDIT ]
幻想博物館 新装版 (講談社文庫 な 3-9 とらんぷ譚 1)幻想博物館 新装版 (講談社文庫 な 3-9 とらんぷ譚 1)
(2009/12/15)
中井 英夫

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ここ最近読んでるのは、これに続く「<新装版>とらんぷ譚2 悪夢の骨牌 (講談社文庫)」の方ですが、
あえて幻想博物館の方を紹介してみようかと。
(何故かって悪夢の骨牌はまだ読み始めたばかりだから)。

中井英夫といえば『虚無への供物』でしょうが、そちらは私は読んだことなかったりします。
いつか読んでみたいと思ったまま、未読で現在に至ってます。
そして結果的に本屋で惹かれて購入したこの本を『虚無~』より先に読んじゃった。
読んだのは去年末。発売直後くらいに、本屋の新刊棚で偶然出会いました。
「とらんぷ譚」四部作は新装版で隔月復刊ということで、
2月に『悪夢の骨牌』が発売されてたんだけど、すっかり忘れてて数日前に購入したばかり。
まだ冒頭くらいまでしか読み進めてません。もう購入して1週間も経ったのになぁ。
(例によって仕事の休憩中に読んでるけど、休憩中もたいてい何かしら仕事してるので)
というわけで、昨年末に読んだ、『幻想博物館』の方をピックアップしてみた。

「読めば分る。
――私はこの作品について、何も語りたくないのである」

解説において澁澤龍彦をしてそう言わしめる。それ分かります。
てか、分かりますなんて言うのも恐れ多いわ。私にはおいそれと語れない(笑)
伝説の幻想文学ですよ、本当。13篇からなる連作短篇集なわけですが、まさに幻想博物館。
感想を一言で言うのなら、「くらくらと眩暈がした」。
それ以外にうまく言葉も出てきません。紹介しといてレビューも感想もする気が無い!(笑)
もうね、もう一言いうのであれば、「読めば分る」ですよ(笑)

以前、私はいわゆる幻想文学のような作品を書きたいと思っていて、
それらしいものを1作だけ書き上げたものの気に入らず、いまだに修正中のまま放置してるんだけども…
『幻想博物館』はまさに私の憧れを形にしたような作品でした。
それまで、自分の中でふわふわとしていたものを形にしたくてままならなくて、
かといって、これだというどんぴしゃな幻想文学作品にも出会ってこなかったのに。
こういうの!こういうのを見たかったんだよ!という感じ。
いや、それ以上なんですが。憧れそして夢見た形を恐ろしく大きくはるかに上回る作品なんですが。
私が書きたくて書ききれなくて放置したようなのは、そうですね…流薔園の話のような感じ、かな。

お話の方はもちろんのこと、私がくらくらしたのは文そのものにもでした。
元々私は、ストーリーより文に対するフェチズムが強いんですよね。
どの話のどの文だったかなぁ。これは…!と脱帽した表現の一文があったのだけど…
どこか忘れちゃった☆(待て) 気になるなぁ。どこの文だったんだろ。
『悪夢の骨牌』を読み終えたら、もう一度『幻想博物館』の方を読み返そうかね。

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